ひろしと羽根つき餃子 その③

ひろしと渚にまつわるエトセトラ

 

ひろしです。

 

最初に申し上げておきますが今回ご紹介のfuruta様以外はこの羽根つき餃子シリーズはフィクションですので気軽にお楽しみ下さい。(*’▽’)(*’▽’)

 

さてすぎちゃんとtomemama様との出会いに感動で胸を震わせていると餃子歓迎前の静かな道に、なにやら不穏な空気が漂って参りますた。。なに?何事!?ワッツハプン!? ( ;∀;)

 

なんだか黒色の凄い車がゆっくりとやって来たけど、なんぞあれ。。。???

 

。。。。。

。。。。。。。

。。。。。。。。。

 

「ロールスロイス ファントム エクステンデッドホイールベース バージョン!!!」

 

お値段6540万円也のツワモノである。。消費税分だけでひろしの車より全然高い!!

 

なんだかゆーくっりゆーくっり近づいて来るんだけど道は狭いし、万が一傷でも付けたら人生終わりそうだからさっさと行ってくれないかなあ。。なんでこんなにゆっくり

走ってんだい、この車。。あらら。。目の前で停まっちゃったよ。。助手席からなんか執事っぽい人が出てきたけど。。

 

「お尋ね申します」

「はい、なんでしょう?」

「なにやら餃子とか申します庶民の食べ物で大好評の羽根つき餃子の歓迎本店とはこちらでよろしゅうございますか?」

 

「。。。ええ。。。多分こちらでよろしゅうございますと思いますよ。。看板も出てますし。。。」

「左様でございますか。。何分こちらの世界には余り縁がございませぬゆえ。失礼致しました。」

「。。。いえ。。。どう致しまして。。。」

 

ロールスロイスの後ろの窓がスルスルと降りる。。。

 

「若様、やはりこちらでよろしゅうございます。」

「そうか!爺、大儀である!」

「ははー!」

 

運転席から制服制帽の運転手が出てきてなにか敷き始めたけど何あれ。。

 

。。。。

。。。。。。

。。。。。。。。

 

 

緋色の絨毯キタコレ!( ;∀;)( ;∀;)

 

 

あとロールスロイスに気を取られて気が付かなかったけど後ろに家紋入りのトヨタコースターが付いてきてんじゃん。。なんだか人がぞろぞろ降りてきて絨毯の両脇に5人づつ並んで踊り始めちゃったけど、何あれ。。

 

。。。。。

。。。。。。。

。。。。。。。。。

 

花柳社中キタコレ!( ;∀;)( ;∀;)

 

「若様、整いましてございまする。」

「爺!大儀!」

 

キートンのスーツにボルサリーノを被ったとっちゃん坊や風の人が降りてきちゃったよ。。やだ怖い。。( ;∀;) 花柳社中は花びら捲いてるし、運転手は拍手してるし、爺やはなんだか涙流して喜んでるし。。

 

なにこの地獄絵図。。( ꒪⌓꒪)

 

「そこの貴方!」 やんごとなき高貴なかん高い声が聞こえますた。。。

「。。は!?」

「そう、今左右をキョロキョロ見回してる貴方!」

「。。。わっ、私ですか??」

「貴方以外に居られないでしょう?」

「え”?」

 

tomemama様とすぎちゃんは目を逸らしている。。( ;∀;)( ;∀;)

 

「貴方、もしかして昨日日本に来られました?」

「。。。ええ。。。出張で。。。。」

「今日はお友達と会う予定がある?」

「はい、いえ、まあ。。」

「8名で?」

「いえ、はい。。そうです。。」

「写真やカメラが好きですね?」

「いえ。。はい。。まあシャッターを押すことくらいはできますけど。。」

「カメラ好きが行きつく先はやはりライカ?」

「。。。まあ。。。そんな気がしないでもないような、あるような。。」

「香港でG9を57万円で買いましたね?」

「いえ買ってません!」

 

「。。。。貴方、ひろしさんですね?」

 

「 違います!( ꒪⌓꒪) 」

 

「。。。違いますけど。。一応あなたのお名前もお伺いして宜しいですか?」

「爺!」

「ははー。。こちらの若君は勿体なくも先の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊の戦艦オスリャービャに一番槍を突けた華族、綾小路男爵家の4代目当主綾小路furuta様でいらっしゃいます。」

「え!furutaって名字じゃなかったんだ!???( ;∀;)( ;∀;)」

「。。。なぜ知ってる。。。( ≖_≖) 

「 え”? (*’▽’) 」

 

。。。。

。。。。。。

 

「さてはやっぱりぴろすだな?」

 

「地球が砕け散っても違います!!」 ( ꒪⌓꒪)

 

。。。。こうして無事furuta様ともお会いできました。。できればお会いしたくなかったけど。。なんだか若い頃の、みのも〇た氏にちょっと似てる気がしないでもないです。。ツイッターで職業と変態の文字を伏せるように言われてましたんでこんな紹介になりました事をお詫び申し上げます。。ええとってもいい人ですた。。(*’▽’)

 

。。。続く。。。