ひろしとIt’s a SONY

ひろしと渚にまつわるエトセトラ

 

ひろしです。

 

最近Twitterやyoutube上で色々とSONYのカメラの信頼性について情報が飛び交っておるようです。ひろしもα7Ⅲが欲しくてしょうがないので気になります。ハードなプロユースでSDカードの情報が消えてしまうらしいですが一般のアマチュアの方ではそれほど発生していないようです。いずれにしてももし買える状況になりましたら金額的に清水の舞台から飛び降りる心境での購入になると思いますのでSONYの方にはユーザーの方々のご心配を払拭すべく頑張って頂きたいものです。

 

さてひろしと同年代の方にはSONYには色々な思い入れがあるかと思います。ひろしも実はSONY製品は大好きで小学生高学年頃からSONYとホンダのコマーシャルには心躍らされて参りました。

ひろしとSONY製品の最初の出会いはウォークマンでした。ひろしと姉はサザエさん一家よろしく、かなり年が離れておりひろしが小学6年生か中学1年の頃、既にレコード屋で働いていた姉が発売と同時に買ってきたと記憶しています。

確か価格は33,000円で当時の大卒初任給が109,500円らしいのでかなり高額で有ったと思います。姉についてはいつか詳しく書いてみたい気もしますが当時からしてみたらかなりはっちゃけていたと思います。

ひろしから見ても結構な美人だったとは思うのですが恋愛は興味なし、来る見合い話を片っ端から断わり、原付のモンキーを買って246国道をはるばる東京まで140kmのツーリングをし絵などを描いていました。この絵もひろしから見てもこれは凄いもので芸術の才能はかなり有ったのではないでしょうか。。

さてウォークマンですが当時ひろしの家には音がでるものと言えばポータブルのカセットレコーダーとラジオがあるくらいでNHKの海外ドラマで気に入ったテーマ曲をテレビの前にカセットレコーダーを置いて録音して聴くくらいのものでした。そこに姉が持ち込んだウォークマンのイヤホンから聞こえるステレオサウンドは思春期のひろしにとっては衝撃的なものであり、以降ひろしの中でのSONY神話は確立されて行く事と相成った次第です。

ウォークマンは姉の宝物でありましたので貸しては貰えませんでしたが中学の時に時にバイトでお金を貯め当時安かったアイワのコンポを買ったと記憶しています。SONY製品は高くて買う事ができませんでした。

その後も時系列は前後すると思いますがプレステやハンディカム、ノートパソコンではVAIO、カメラではサイバーショットを3台購入しました。サイバーショットはマクロ機能が強烈でたしか1㎝まで寄れたはずです。ちなみに全部私費購入です。

当時購入するため比較した他社製品はマクロが3~6㎝くらいが限界だったかと記憶しています。既に働き始めて品質管理部門を担当していた時に傷やへこみなどを客先で写真を撮って資料を作成するにはSONY製品が好きだった事もありサイバーショット一択でした。マクロで寄せながら電子拡大し、必要とあらば10倍ルーペを通せば顕微鏡要らずであったわけです。

ただし当時からいわゆるSONYタイマーは健在でサイバーショットも3年使うとぴたりと壊れました。まあそう言うものだとあきらめてもおり、好きでもあり、必要でもあったので買い替えに別に不満もありませんでした。

実はひろしは品質管理部門の前は設計部門におり、ハンディカムの一部分の設計のトライアルを手伝わせて頂く機会がありました。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのSONY様では忙しすぎて設計の手が足りず外部に一部分を委託する状況であったのでしょう。

いきなり本番という訳では無く、すでに量産化されている製品を再設計させ設計の力量を評価すると言うものです。当時ペーペーで有ったひろしは部品のライブラリーを担当するだけで実際の設計は課長が担当しましたが、これが後ろから見ていても恐ろしく難しいものでした。

およそ、当時の中小企業の常識では設計しきれず課長も匙を投げましたが、外注を育てるつもりで有ったのか後に模範解答を頂きました。詳しくは申しませんがそれは恐ろしく密度の濃いものでした。さすがSONYです。この設計を量産化するには他のサプライヤーを含めて常識外れの相当高度な技術が要求されるものでした。

ひろしも感銘を受け自腹でハンディカムを購入していろいろと楽しまさせて頂きましたがこれもやはりタイマー付きでした。別に悪口を言うつもりでは有りません。高いお金を出して購入された他の方々には大変申し訳ない考えだと思うのですが、この小ささと軽さと卓越した性能を実現する為にはある程度の耐久性には目をつぶるしかないのだと当時思いました。

その後SONY様とは残念ながら仕事の御縁は有りませんでしたがもはや当時の会社も無く、また一時期の凋落後に復活されたことはいちSONYファンとしては大変嬉しい事です。願わくばいつまでも世界の最先端を突っ走って頂きたいと願っております。ひろし的にはタイマーは関係有りません。。でもひろしとひろしと御縁がある方が買うかもしれない、また既に買ってあるSONY製品はちょっと長持ちしてほしいとひそかに願っております。。(笑)