ひろしと色彩のブルース

ひろしと渚にまつわるエトセトラ

 

ひろしです。

このブログにご訪問頂いている皆様の中には日々ひろしが奥様から虐待されていると思っておられる方もいらっしゃると思いますが間違っておりません。

結婚前に私は家事と料理はできないわよ?と、くどいほど念を押されておりましたので今更言うのも詮無い千鳥でございますが、お陰様で茶碗洗い、洗濯、アイロン掛けに掃除と日々精を出させて頂いている次第です。

最近ガソリンスタンドでの給油ポイントが貯まりまして念願の自動掃除機君を我が家に迎え、奥様が仕事に精を出している間、茶碗を洗いながら傍らで掃除に励むロボット君におまえにも苦労を掛けるねえ。。おとっつあん、それは言わない約束。。などと一人芝居に精を出しております。人様はどう思われるか知りませんが、わりと幸せです。。

 

換気扇と並ぶひろしの心の友。お前とも永く付き合いたいものだ。。

 

ただ独身の方でこれから結婚を考えておられる方がいらっしゃいましたら、万が一お相手の方が私は料理が苦手で、などと言いだしたら冗談や謙遜などと思わず真剣に考慮すべき事柄であると老婆心ながら御忠告申し上げたい次第です。。まあひろしの場合は奥様のムチムチのお尻に釣られて結婚致しましたのでさほど後悔している訳ではございませんが、高いお尻についたものだなあ。。と思う事も時々あるわけです。

 

さて実はひろしは色覚に異常がある訳ですが、生まれてこの方ずっとこれで生活して参りましたので特に不便というものを余り感じた事がございません。小学校の入学の時の健康診断の時に変なつぶつぶの色の付いた本を黙って広げられ「ん?」とした顔をした嫌味な感じの先生?ときょとんとした顔のひろし、5秒くらいの沈黙の後で初めてひろしが色覚異常であると気づいて焦ってる母親の風景がひろしの記憶の中の色覚異常の原風景なのですが、だからと言って別にひろし自体が困ったわけでもありません。

学生時代に困った事と言えば「それ行け!ポップンツインビー」のゲームの上から落ちてくるアイテムの色の判別に困ったことや、シューティングゲームでレーダーに表示される敵味方が赤と緑の輝点の場合、判断が出来ない事くらいでしょうか。ぷよぷよとか全くダメです。テトリスは当然問題ありません。あれは多分色覚のロシア人が作ったんじゃないかと勝手に想像しています。(笑)

ただひろしは昔から「シューティングのひろし」と二つ名を持つほどシューティングゲームに関しては我ながら素晴らしい才能の持ち主なのでポップンツインビーの2人プレーの際にも事情を知る友人がそれ、何色が落ちてきた!ひろしそれを取るんだ!などと教えてくれますし、F16ファイティングファルコンなどでも向かって来るのが敵機だと思えばまあ、8割がた間違いないのでこれについてもさほど不便があった訳でもありません。グラディウスなんか一機で最終面まで行ったことも有ります。

また紅葉の場合は赤や黄色も別に混じりませんので紅葉を見に行っても、わあ綺麗だなあ!と感動する事もできます。

さてその後は特に波乱があるわけでもなく社会人へと近づいて来たわけですが、運転をするようになって初めてやや不便を感じるようになりました。色覚の種類にも色々あるらしくちょっとインターネットで調べましたところ、大体の方は赤と緑が判別しづらいようです。また灰色とピンクもわりと判別しづらいようです。ひろしもこれに当てはまります。色覚の方はまあ自分から周囲に宣伝する人も余りいない事も有りましてひろしも生まれてこのかた、色覚でお悩みの方と語らった事が無いので他の方の事情が全く分かりません。

運転で不便を感じるのは信号機です。昼間は信号の光る位置で分かるので問題無いのですが、夜間の場合は青は問題ないのですが黄色と赤が遠くからだと分かりません。もっとも黄色も赤も徐行するのでもしかしたら通常の方より安全運転になるので問題が無いと言えば無いのでしょう。今までで一番困った信号は真夜中の山道で工事中の片側車線規制で単灯で緑と赤に切り替わる信号でした。通常、光量が多いと判別しやすいのですがその信号は薄暗く、しょうがないので2-3回切り替わるのを待ってようやく判断できた次第です。

先ほどインターネットで調べた時にちょっと気になりましたのが男性では5%、女性でも0.2%、色覚の方がいるそうです。5%と言えば少ないような気もしますが仮に男性の運転する車が20台走っていれば1台は信号が分かりづらいなーと思いながら走ってる状況になります。別に自ら差別する訳でもありませんがこれはやや危険な状況ではないでしょうか。。今更だとは思いますが新しく設置する信号機がありましたら表示は〇△×にでもして頂いた方が皆様の幸せにもつながるかも知れません。もっとも色覚の方は多分ひろしと同様に分かりづらい場合は速度を落とすので安全と言えば安全かも知れません。。

さて皆様も色覚ってどういう感じだろうと思われるでしょう。先ほど申し上げましたようにひろしは他の色覚の方と話したことが無いので他の色覚の方の感覚は分かりません。なのでひろし個人の事を簡単に説明させて頂きます。

★単色の場合、ほとんど色の区別ができる。(免許取得の際の信号機の色とか)

★A4サイズくらいの大きさで単色の場合赤と緑は5mくらい離れても分かる。それ以上離れるとちょっと怪しい。。

 

★この写真の場合、目を40cmくらいまでに近づければAXEの文字が緑だと分かる。それ以上離れると赤か緑か分からない。

ちなみにAXEの下の文字は顔を近づけてもさっぱりわかりません。

 

★色分けされてる東京、大阪の電車の路線図はお手上げ。。

★この写真の場合、光の反射によってはαの金色が赤に見えないこともない。

 

これを飲むと次の朝、何故か奥様の機嫌が良い。不思議だ。。

 

★コネクターの銅線被覆で直径0.5mmくらいの物は灰色、ピンク、若草色などはまったく分からない。

★全体的に言えるが光の量が少ない場合と対象物が細かったりする場合は判別が難しい。

★ブログで紹介される紅葉は非常に綺麗だと普通に思う。(この普通ってのがまあ良く分からないんですけど。。)

さて長々と書いて参りましたがここまでは前振りでして、本当に書きたいと言うか聞きたいと思っていることがあります。あらかじめ申し上げさせて頂きますがべつにひろしは色覚でちょっと不便ではあっても虐められたとか差別された事も無く別に何かの運動を起こそうとか言うのではございません。

色覚がどうのとかでは本当は全然関係無くていわゆる通常の人でも色って皆様同じなのでしょうか?皆様の目もカメラの受光素子と基本はまあ同じだと思うのですけど、例えば赤が大好きな人が見る赤とちょっと嫌いな人が見る赤って感情の影響とか有って綺麗に見えるとか汚く見えるとか有るんでしょうか。。海の青さはひろしにも綺麗に見えますが横で一緒に見ている奥様の脳の中にはどのように青が再現されているんでしょうか。よくSF小説で男女が入れ替わる設定がありますけど一度他の人の体と入れ替わってみたら全然違う色の世界が見えることって有るんでしょうか。そんなことをしみじみ考えた方おられますでしょうか?又はそこら辺の科学的見地に詳しい方がおられましたらぜひお話させて頂きたいです。DMでも下さいませ。宜しくお願い致します。

 

追伸

なんか色覚の方は緑色の識別については普通の方より詳細に分かるらしいです。例えば草むらの中にいる緑色の虫をはっきり識別できるとかカメレオンを見つけやすいとか。そんな状況が普通の生活の中にあまり有るとも思えませんが。。あ、新緑の季節はなんか普通の人より、もっと綺麗に見えるらしいですよ。他の人と比べようがないので良く分かりませんけど。。(笑)