ひろしと芸術は爆発だ

ひろしとカメラ

 

ひろしです。

 

桜吹雪ならぬコロナウイルスが猛威をふるうここ広東省では間もなく各工場が稼働する準備に入っております。政府からの通達ではマスクを着用する事、消毒用のアルコールを準備すること、会社の食堂では大勢が同じテーブルに座らず個人個人で離れて食べる事、体温測定により社員をモニターすることなどが絶対条件となっております。

上の条件を満たした上で政府に申請し許可が出た工場から順次再開できるようです。またこれらの処置を施しても会社や工場から感染者が出た場合にはすぐに閉鎖されることとなっております。ひろしのいるドンガン市では10日から再開が政府の方針ですがお隣の巨大都市深セン市では17日からに延長するようです。

おそらく一度に再開すると人の移動が激し過ぎて一気に感染者が拡大するのを恐れているのか、まずはそこそこ大きい隣のドンガン市で実験してみようという思惑なのかは分かりません。

ひろしの勤める工場では一人しかいない日本人を温存するためか、マスクがもったい無いのかTOPからは緊急以外は出社に及ばずで期せずしてリモートワークになりそうな感じです。

 

さて先日観てしまった某公式動画は思ったよりひろしに影響を与えてくれたようで色々と思う事が有りました。ツイッターでのとある方の呟きで芸術作品なんてその人の人間性とはなんの関係も無い事は素晴らしい楽曲を数々残したモーツアルトが○○○○趣味があった事からも分かるでしょう、なんてものが目に留まりました。

のだめカンタービレを観た方とかクラッシック音楽に興味のある方、あるいは映画アマデウスをご覧になった方なんかには有名な話なので伏字にする必要も無いかとも思ったのですが流石にブログ内にスカ○○とか書けるほどぴろしも厚顔無恥では無かったのには自分でもびっくり致しました。

ひろしが思うに時代時代に突如ブレイクスルーのように発生する偉大な芸術家や発明家が居なかったらまだまだ蒸気機関車で旅行をする時代だったかもしれません。しかしながら偉大な芸術家や発明家の晩年を伝記などで読んでみますと先ほどのモーツアルトやガリレオガリレイ、ソクラテスなどなど恵まれた晩年を送られた方は多く無いような気がします。

RPGゲームやシミュレーションゲームがお好きな方は最初のキャラクター設定の時にステータスを割り振る作業の経験をお持ちかと思いますが、思うに人間の能力はトータルでは余り差が無く、神様か仏様か或いは見えざるなんかの手か分かりませんが天才と呼ばれる方々は何かの才能にステータスを割り振られ過ぎちゃったのかも知れません。

ところで偉大な人物?であるお釈迦様も因果応報などと仰られておりますね。まあこれは原因が有って結果が有るって事なんでしょう。良く天は全ての行いを見てるぞ!なんて道徳的な事を言われたりしますが、これは別に宗教的な事ではなくてバットでボールを叩けば飛んでいき、水素と酸素を化合させれば水になり、ついでにコンドルも飛んでいくなんて事はちょっと考えれば当たり前の事ですね。

天才芸術家や発明家はこの当たり前の事を無視できる人々じゃないかな?と思いました。あの才能の結果の産物を持ってちょっと世間に迎合できれば恐らく生涯贅沢ができる人達なのにそれができない、あるいはする気が無い、元々そんな事考えたことも無い人達なのでしょう。

話を冒頭に戻しますと今回芸術の為には人の迷惑なんてある程度犠牲になってもしょうがないなんて論調が少なからずあったように思えますが、件の写真家氏はSNSを削除して鎮火を待つご様子。

世間に迎合できる所を見ますとこれは偉大な芸術家では無かったという事なんでしょうか。。。とここまで思って余り考える価値のある事でも無いような気がして参りました。

今回法律論から写真家氏の行為は違法かどうかなんて論議も有りましたが違法では無いようですね。ただ写真を趣味とするひろしも因果応報を旨にこれからも趣味の撮影を進めて行くべきだなあとは思った次第です。

 

2020年2月8日 ひろし記す