皆さんこんにちは。今回は「今後どうなる中国」をテーマとしてナウア~でおなじみの買わなきゃハドソン研究所客員上級研究員の日高ひろしが孔子学院世界制覇戦略研究室主席補佐官代理のパリピー孔明様をお招きして様々なお話を伺います。
第一回目の今回は今後の中国経済についてです。
ひろし: 初めまして孔明さん、ナイスチューミートミー、マイドッグイズキャット!( ゚д゚)クワッ
孔明さん:ひろしさんですね、日本語で結構です。
ひ:ナウア~失礼致しました。日本語がお上手ですね。
孔:中国は日本語学校の本場、黒竜江省の駅前留学で勉強しましたアル。日本アニメばかり見て親には怒られてばかりでしたが今や孔子学院のナイスポジションで給与たんまりです。先見の明ありましたアル。
ひ:中国の方は最後にアルつけてますがほんとにそんな話し方なんですね?
孔:そんな訳ないアル。日本人が期待する中国人像を演じると喜ばれるからやってるだけアルね。もっとも北京では巻き舌で喋るのが文化人の証アルから最後にルが付く感じになってそこから勘違いされたのかもアルね。
ひ:なるほど。。
孔:例えば普通語でOKを表す「没事(メイスー)」は花の都北京では「没事儿(メイシャール)」になるアルね。実に雅で文化の香りが漂うアル。南のガチョウみたいにンゴウゴ言う広東語とは比較にならないアルね。南は泥棒と嘘つきしか居ないある。機会があったら全員シベリア送りするアルよ。
ひ:なるほど。。( ;∀;)
孔:中国は中原こそ中華アルよ。それ以外の地方は税金だけ払ってれば良いアル。まあ広東省は税金多く払ってるから存在が許されてる所はあるアルね。
ひ:やっぱりお金は重要なんですね。
孔:当たり前アル。高級幹部が文化的な生活を送るためにはやはりお金よ。マネー!浜田省吾もマネー!って叫んでるアルでしょ?
ひ:ファンなんですね。私は浜田省吾のブレスレスラブが好きなんですが。
孔:あんなのは只の青臭い感傷ソングアルね。マネーこそ全て。権力こそエブリシングあるよ。
ひ:ナウア~。それで中国経済の今後の展望についてですが?
孔:ふむ。。ここだけの話あるが。。
ひ:はい
孔:正直今後の経済については明るい展望は難しいあるね。
ひ:それはどうしてでしょう?
孔:中国経済は実は政治マターあるよ。他の国とは状況が異なるアルね。
ひ:ほう、どの辺りが?
孔:共産党政権誕生後は共産党の存続、もっと言えばTOPと取り巻きの権力維持が全てに優先するアルね。
ひ:ほう
孔:西洋諸国は国民の経済力の発展、国民の幸せが上がるにつれて政権の支持度が上がると思うアルが。。
ひ:普通そうでしょうね。
孔:中国ではそうではないアルね。改革開放政策なんてのはあの時代に政権の維持拡大に役だったからやってただけアル。
ひ:そうなんですか?
孔:そうアル。富めるものから先に金持ちになれ!ってのはまあ号令だけで真っ先に高級幹部が大金持ちになったアルね。
ひ:あれま。。
孔:ところが金持ちになり過ぎて中央政治局常務委員会の7名、いわゆるチャイナセブンと呼ばれるトップ層が各々力を持ち過ぎたアル。
ひ:なるほど。
孔:中国では西洋諸国と違って政権闘争に敗れた敗者には復活の目はないアルね。まあ中央政治局常務委員会のメンバーは死刑にはしないと言う伝統があるので大体汚職やら愛人囲い過ぎやらの名目を付けて執行猶予付き死刑で高級刑務所で生涯幽閉アルね。
ひ:なるほど。。
孔:習総書記が主席の座を争った最大のライバル、イケメンの簿さんも執行猶予付き死刑で幽閉アル。
ひ:政権闘争も命懸けですなあ。。
孔:さてそこで中国経済不振の原因でアルが。。
ひ:どうぞ
孔:実は中国の総書記の任期は一人に権力が集中し過ぎるのを警戒して最大2期10年までってお約束事がアルある。1期の期間は5年アルね。
ひ:そう聞きました。
孔:習総書記はそこを破って3期目も続投するつもりアルね。パリピ―が観る所、終身総書記になる気満々と見たアルね。
ひ:えー?それはかつての毛主席みたいな?
孔:そうアルね。パリピ―の観る所、習総書記はモノホンの共産党原理主義者っぽい感じアルね。つまり共産党が全てを支配し民間企業は大嫌い。党が儲けろ!と言えばハイ!と儲ける国営企業が好きみたいアル。
ひ:え~?今時そんなアナクロな。。( ;∀;)
孔:普通そう思うアルよね?でも習総書記のスローガン「共同富裕」は大金持ちの財産を削って貧しい人達に分けてみんなでそこそこの暮らしをしようって意味アル。これを聞いた大企業が慌てて貧しい人達に寄付金をバラまいたのも最近の記憶に新しいアルね。
ひ:まあそれは共産主義の主旨であるって言えばそうかもですが。。
孔:これは実は一石二鳥アル。
ひ:それはどうして?
孔:実は今政策によって凋落している不動産、IT、金融は習総書記に敵対してる旧勢力の子供や孫が経営又は出資してるケースが多いと言われてるアル。
孔:恒大不動産に代表される不動産ディベロッパーに銀行からこれ以上金貸さないようにしてポシャらせた件、成長産業のITを叩き潰した件なんかそうアルね。あんなことしたら経済成長が止まって失業者が溢れるのは誰が見たって分かる事をわざとやったある。
ひ:つまり。。
孔:そう、自分が3期目の総書記続投、いずれは終身総書記になるためには政敵を潰さなければならない。その為には資金源を断つのが一番効果的アルね。まさかあからさまに全員死刑にするわけにもいかないアルからね。
ひ:。。( ;∀;)
孔:まあ大企業が潰れて政敵の資金源が無くなって失業者が溢れて全員が貧乏人になれば低次元の「共同富裕」も実現できて一石二鳥とはこの事アルね。更に北朝鮮並みに貧乏になれば食うのに必死で反乱を考える余裕も無くなってますます政権は盤石と一石二鳥どころか三鳥目もアルね。正にサントリーはウーロン茶の心アルね。。(*’▽’)\”
ひ:それで肝心の3期目は続投できそうなんですか?
孔:そこの所は実はめどが立ったようなのアルね。。。
本日は時間が無くなりましたので次回に続きます。(*’▽’)\”
今回のまとめ
①中国経済は西側諸国とは違う原理で運営されている。
②中国は共産党の存続発展が何より優先
③習総書記は権力維持の為なら国民が総貧乏になっても関係ない。むしろそうしたい節がある